インドネシアのクリーンエネルギー開発会社、Medcoパワー(MPI)の買収元が3月までに決定される予定である。
MPIは小型から中型の発電所を開発している。2014年末で、合計200MW、6か所のガス火力発電所をバタムおよび南スマトラに保有、運営している。また、MPIは発電所建設、オペレーションおよびメインテナンスのEPC事業もおこなっている。
12月から1月にかけて、サラトガ・キャピタルが主体となるコンソーシアムが、MPIの51%の株式を取得に応札した。タイのBグリムパワー、グローバルパワーエナジー、およびアジアとヨーロッパの投資家が10月までにショートリストされていた。
公開企業であるMedco Energy Internasionalが残る49%の株式を保有する。Medco Energiのディスクロージャーによると、サラトガはMPIの51%の株式を112百万USドルで取得することに合意した。内11%はIFCが取得するという。
MPIは出力330MW、北スマトラのサルーラおよび出力110MWのイジェンという2つの地熱発電所も開発している。また、西ジャワおよびスマトラに合計45MWの小水力発電も計画している。
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