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シンガポール・Equis Funds Group、再生可能エネルギーに積極的な投資を拡大継続

Kate Burgess, Inframation

シンガポールのEquis ファンドグループは東南アジアにおけるエネルギーセクターでの積極的な投資経験を活用し、オーストラリアの再生可能エネルギーセクターにおいても積極的な投資を継続する。

 「現在の状況はゴールドラッシュのようなものだ」と、CEOデビッド・ラッセルは、オーストラリア政府が9か月前に再生可能エネルギーの達成目標を発表して以来の状況について述べている。Equis ファンドはグループ内の開発会社であるSoleqの子会社を設立し、オーストラリアにおける再生可能エネルギービジネスにおいて、東南アジアで築いたビジネスモデルを活用して取り組む。

今週、Soleqはフィリピン、イロコス・ノルテ県において、20MWのクリマオ太陽光発電プロジェクトを開始した。アジアにおける84番目の再生可能エネルギープロジェクトとなる。そのうち3プロジェクトがフィリピンにあり、合計発電容量は84MWである。

Equisはインドネシアにも進出しており、太陽光および風力発電のプロジェクトライセンスを取得している。「我々の最初のプロジェクトは今年進捗の通知を得た。つまり資金調達は完了している。」とラッセルは述べ、プロジェクトの初期の段階は通常エクイティ投資により実施されるとも述べた。「通常銀行からの借入は、初期の投資を行った後に実施すると有利な条件を得られる。銀行借入は、切羽詰まっていない形で検討するのが我々にとっては望ましい。」ともラッセルは述べている。

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